シンガポールのテレビってどうなの?Channel News Asia編

せっかくシンガポールにいるのだから、観なくても一通り知っておいて損はない、テレビのこと。日本同様ネット動画を見る人が増えているため、テレビ視聴者層は減少傾向にある印象があるものの、充実したプログラムは毎日放送されている。
在シンガポール日本人が特に観ている印象があるのが、Channel News Asiaだ。シンガポールをはじめアジア各国のニュースを英語で放送している。
具体的に番組をチェックしてみると、例えば平日朝6:00は「Headline News」。最新のローカルニュース、世界のニュースを放送している。
その後に続く朝7:00からの番組は、「First Look Asia」。ライフスタイルブレックファーストショーと銘打ち、健康から流行、テクノロジー、社会問題などを扱っている。
午前10:00には食番組「Vanishing Foods」が。チェックしたタイミングだと、ちょうど京都のおばんざいについて特集されていた。シンガポール人らしきレポーターが京都の老舗惣菜屋でテイスティングをし、店員の女性へインタビューを行う。また高級料亭の女将におばんざいの歴史を教えてもらっている。
自炊分化が一般的に薄いシンガポールだが、こういう食文化の紹介のされ方であれば大いに興味をそそられるにちがいない。なにより、画面いっぱいに映し出されるおばんざいは、素朴ながら手が込んだ様子が伝わり、実においしそうだ。料亭の趣ある木造建築、畳に和室も格式を感じられ、うっとりする。
昼まえから夕方にかけては、ニュースのオンパレード。時折スポーツニュースも挟みながら、最新情報をひたすら追いかけられる。
6:30になると、興味深いプリグラムを発見した。「Don’t Make Us Invisible」というドキュメンタリーだ。日常生活の景色に溶け込み、存在を意識しない人が大半であるバスの運転手や、お客とスタッフのケアを行う影の支え役として働くレストランのマネージャーなどに光を当てている。
「店を去る際に挨拶をしてくれない人は多いけど、気にしないよ。前からそうだから」というレストランマネージャーの言葉が切ない。
午後8:00になると、「Japan-ASEAN relations: Where To Next?」という番組が始まる。2018年、日本とASEANが交流45周年を迎えるにあたり、ASEAN進出している10000社以上の日系企業のビジネスや、経済についての今後50年について考えるというものだ。
その後も基本的には最新ニュース番組が少しずつ異なるプログラムとして放送され続ける。
シンガポールで働く人にとっては、どの業界であれ役に立つ情報が得られるチャンネルであることはまちがいない。
20183月時点の情報)