ダニエル・デイ=ルイス最後の出演作―「Phantom Thread」

 1月25日公開  レーティング:NC16
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©Universal
舞台は1950年代のロンドン。ファッション業界で名の知れた仕立て屋レイノルズは、レストランで彼に給仕したウェイトレスのアルマを気に入り、自分の属する華やかな社交界へ引き込む。自ら仕立てたドレスを彼女に着せ、愛人として愛するようになる。同時に、それまでのストイックなレイノルズの生活が、アルマの存在によりバランスを失っていくのだった。主演は、『マイ・レフト・フット』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『リンカーン』で、アカデミー主演男優賞三冠に輝くイギリスの名優ダニエル・デイ・=ルイス。監督は、『ゼア・ウィル〜』に続き2度目のタッグとなる、ポール・トーマス・アンダーソン。レディオヘッドでリードギター担当のジョニー・グリーンウッドが音楽を手がけている。

*もう一言言いたい
徹底的な役作りで知られるダニエル・デイ=ルイスは、本作の撮影前、一年間ニューヨークで裁縫の修行を積んだという。実生活でも靴職人や大工の仕事もしており、手先の器用さはお墨付き。『眺めのいい部屋』の指先の美しさは忘れがたく、今作でも裁縫シーンのクローズアップが楽しみだ。誠に残念ながら、デイ=ルイスは本作を限りに俳優引退を宣言している。