一体感に満ちたHYシンガポールZeppライブ

沖縄発のバンド、HYのシンガポール初ライブが3月17日Zepp@BIGBOXで行われた。

ジェットスターが昨年直行便を就航するなど、シンガポールと沖縄の距離がますます近くなっている近年。沖縄をフューチャーしたイベントがシンガポールのいたる所で開かれ、食べ物や自然、伝統文化など、あらゆる側面で今沖縄は熱い視線を浴びている。

“日本人らしいPoliteさもありながら、南国らしいオープンなハートも持ち合わせている”。沖縄の人を形容するなら、こんな風に表現するのがわかりやすいかもしれない。

HYのライブは、まさにそれがストレートに伝わる時間だった。

初めて観る人も多かったせいか、開演直後は後方部の客席の空気は硬かった。

が、しかし。序盤ですぐにその空気は変わる。

メンバーらは音楽を通じて客席への感謝、リスペクト、愛をまっすぐに表現し、会場の心をひとつにしていく。

一人ひとりの気持ちが急速にぐっとつかまれていくのを、現場にいた人ならまちがいなく感じていたはずだ。終始熱気に包まれながら、盛り上がった夜だったことは言うまでもない。

シンガポールではまだビッグネームではない彼らだが、今回のライブの素晴らしさはきっと口コミですぐ広がるだろう。次回開催される際には、さらに熱いファンが増えていることはまちがいない。2度目の公演を、1日も早く期待したい。